【エラー事象発生の時系列】
1.①「Adobe Photoshop Elements 2018アップグレード版」に依る、②「Adobe Photoshop Elements 13」からのアップグレード・インストールを実行した。
2.①のインストーラ(setupファイル)をクリックすると、いきなり、「アドビインストーラー/次の問題が発生しました コンピューターが再起動待ち状態です。インストーラーを終了し、コンピューターの再起動後に再度インストールを実行することをお勧めします。[無視][終了(Q)]」と云うエラーダイヤログ が表示されて、「PCを再起動させてから、インストールを再実行せよ」と云う事なので、PCを再起動させた。
3.PC再起動後に、再度、①のインストーラ(setupファイル)をクリックしても、同じエラーダイヤログが表示されたので、[無視]ボタンを押下して、インストールを開始した。
4.インストール自体は、「正常にインストールが完了した」と云う表示で終了した。
5.インストール直後に、2018Editorでの画像ファイル編集中に、「メモリー不足」のエラーダイヤログが表示されたり、別名での画像ファイル保存が実行出来ないと云う事象が発生した。
6.メモリー割付量を増やす設定を行う為に、環境設定のパフォーマンスを開こうとすると、「環境設定/50から8の整数を入力してください。最も近い値を挿入します。[OK]」のエラーダイヤ ログが表示されて、環境設定のパフォーマンスのタグ・ダイヤログが開けない。
7.インストールの最後の、「正常にインストールが完了した」と云う表示とは、異なり、インストール自体は失敗していると思われたので、次の操作・作業を実行したが、本エラー事象は解消出来な かった。
①2018Editorの「環境設定/一般」の「次の起動時に環境設定をリセット」ボタンを押下して、2018Editorを再起動してもNG!
②アンチウィルスソフトの機能を無効化/OFFにして、アップグレード・インストールを再実行したがNG!。この時も、最初のエラーダイヤログが表示されたが、インストールの最後には、「正常 にインストールが完了した」と表示された。
③最新版の「Adobe Application Manager」へ更新してもNG。
④SafeModeでの再インストールしてもNG。インストール自体が99%で完了しない!
【エラー事象発生の原因(推定)】
1.そもそも、インストーラ(setupファイル)をクリックした途端に、「アドビインストーラー/次の問題が発生しました コンピューターが再起動待ち状態です。インストーラーを終了し、コンピューターの再起動後に再度インストールを実行することをお勧めします。[無視][終了(Q)]」と云うエラーが表示され る事自体が異常だろう。
2.直前に、「PC再起動」を要する様なPC操作は一切実行していないのに、そう云うエラーとなるのは、おかしいし、インストールの最後に、「正常にインストールが完了した」と云う表示を出す 事自体がおかしいだろう。
3.この事象は、完全に、「Adobe Photoshop Elements 2018アップグレード版」のインストーラの明確なバグ・不具合だろう。
4.そもそも、Abobeの購入サイトのAdobe Checkoutで、「Adobe Photoshop Elements 2018アップグレード版」は、現在の所有製品:Photoshop Element からアップグレード可能である事は確認済みだ。
5.そもそも、購入した製品が、インストーラのバグに依って、使用出来ないと云うのは、購入したユーザにとって最悪な事態だと云う事は御理解頂けるだろうか。購入した貴社製品が使える様に、早 急に改修頂きたい。
又、当フォーラムの回答者の大部分はユーザと云う事なので、適切に対応頂けるか不安に感じています。Abobe社の方しか、対応出来ない事は、Abobe社の責任ある方(STAFF殿)からの 回答を要望します。
【当事象をバグと推定する理由】
以下は、事象の時系列的なトレースや添付のバックデータに基いて記載しています。
1.SafeModeでのインストールでもNGと云う事は、「他のタスク・アプリとの競合」の可能性はほぼ無い事になる。
2.「PC再移動」は何回も繰り返したが、「Windows Updateの更新待ち状態」だった事は皆無だった。
3.当方のPCの実装メモリ容量は、「16GB」であり、CPU性能も要求閾(しきい)値を凌駕している。現行の「Photshop Element13」は快適に使えている。
4.当該アプリのソースファイルを熟知したAbobe社の開発担当者・維持管理担当者なら、問題解決の為のディバッグ(原因究明、ソース修正)は可能だろう。
5.今回のインストーラのバグ事象だが、「現行版はOKで、最新版へのアップデート・インストールがNGで最新版が使えぬ。事象的には、「メモリー不足エラー」や「環境設定のパフォーマンス」 エラーが発生していると云う事は、「環境設定のパフォーマンス」で当該アプリに適切な所要メモリ量が割り当てられていない事は確かだろう。更に、「環境設定の一般」の「環境設定の初期化」もN Gと判明している。
6.そもそも、今回のエラー事象が、「インストール自体がエラーで不完全な状態で完了した」と云う事も考慮・勘案すれば、「環境設定のパフォーマンス」の設定項目値を格納する、コモン領域上の 領域/プログラム格納領域が、以前の版数(ここでは、Photoshop Element13)と重複・競合したとしか思えない。
7.アップグレードのインストールの過程で、Element2018用の領域を確保しようとしたが、Photoshop Element13の領域と、重複・競合した為に、新規の領域の確保に失敗したばかりか、SafeModeのインストールでは、重複・競合した領域をつかんで、リリース・開放も出来ずに、イ ンストール99%のままフリーズしたと云う事だろう。
(以下、8項から16項の記載は、「インストーラの最初のエラー表示」について記載)
8.アプリケーションでは、処理の最初で、使用する変数やプログラム格納領域をゼロ・空白(Null)設定(いわゆるゼロ・クリア処理)して、残存したゴミデータに依る、データエラーを回避し ますよね。
9.所が、新規アプリのElement2018用の領域が、現行の旧版(ここではElement13)の領域と重複・競合していた為に、プログラム格納領域のゼロ・クリア処理に失敗して、エラ ーダイヤログの「再起動待ちゆえ、PCを再起動せよ」と云う表示を出してしまった。
10.この時点の状況は、「何かがゼロ・クリア処理対象の領域をつかんで(占有して)いる」と云う状況だが、プログラマー・SEは、新規に確保すべき領域が、ソースバグに依り、旧版の領域と重 複・競合する事など、想定外で、「他のアプリやタスクが単純に領域をつかんで放さない状況」しか、思い付かずに、「再起動待ちゆえ、PCを再起動(して領域を開放)せよ」と云うエラー表示とな った。
11.当方は、上記で、「PC再起動後もエラーは解消せずに、同じエラーが表示された」と明記しており、この報告に依れば、この時点で、インストーラ及び新規アプリのElement2018の バグである事は、ほぼ確定した様なものだろう。
12.インストール対象PCに、旧版のElementがインストールされていない、Element2018の新規インストールなら、この様なバグが存在しても、領域が重複・競合する、旧版のE lement自体が存在しないので、本件バグは発生しようがない。
13.これをもって、「(新規インストールでの)当該バグは当方で再現しない」と早合点してはならない。冷静に、「貴方のPC環境」と「当方のPC環境」との違いに注目すべきだろう。
14.上記で、当方は、「Element13からElement2018へのアップグレード・インストールである」と明言しているので、「再現試験で、Element2018を新規インストー ルしてもバグは再現しない」などと云う見当違いのミスはやらかさないで頂きたい。くれぐれも、再現検証テストやディバッグは、旧版のElement13がインストールされた状態で、Eleme nt2018をアップグレード・インストールして実行頂きたい。
15.当方が、当該アプリを設計するなら、こう云うバグを回避する為には、新規インストールとアップグレード・インストールとは、処理を分けると思う。少なくとも、旧版がインストールされてい るか否かをチェックして、もし、旧版がインストールされていたら、新規に使用する領域が、旧版の領域と重複・競合するか否かをチェックする処理を行う。「新規インストール」と「アップグレード (並走)インストール」とを混同してはならない。
16.再現環境の参考として、当方のPCのOS環境は、「Windows 10 Home 64bit、バージョン1709(OSビルド16299.19)」です。
ーーー
17.当然、Element2018用のメモリ割付け量の領域が、重複・競合しているが為に、適切な所要メモリ量も割付けられず、メモリ割付け量の領域にアクセスして、ここに格納された、「割 当てメモリ量」を読み込む(/書き込む)為の「環境設定のパフォーマンス」タグ・ダイヤログも表示出来ないと云う事になる。
18.当該アプリをMSのVisual Studioで開発しているのか判らないが、こんなエラー事象なら、Abobe社の開発マシン・維持管理マシン(PC、サーバー)上の開発環境のディバッグ・ツールのメモリ診断ツールで、原 因追求やソース修正は一目瞭然で容易に実行出来るだろう。
19.エラー事象を把握して原因を推定して裏を取る為に、検証用PCを用意して、該当ソフトをInstして検証する事は、Abobe社しか出来ない。まずは開発維持マシンで、ディバッグ版のア プリで、アップグレード・インストールして、ツール解析・ディバッグしてみない事には、問題は解消しない。
20.いちITエンジニアの当方が、ディバックと称して、バグ内容の詳細まで介入・記述する事は、僭越で不快な事と云う向き(フォーラムの回答者の一部の方)もあるようですが、本バグ事象の「 真の原因」を訴求しない事には、解決に至らないと云う事は御理解頂きたい。